何でもそうですが、グレードが高いものにはそれなりの評価と価値があります。賃貸物件もこれ然り。グレードの高い物件はそれだけ安心と安全面や機能性など、「ただ住めれば良い」という以上の”プラスα”があり…
賃貸物件のグレード

賃貸物件には都心部にあるような高級マンションもあれば、地方の駅から離れたところにひっそりと建っているアパートのようなマンションもあります。そのグレードの違いによって生じるメリットとデメリットを確認しておきましょう。
グレードが高いことのデメリット
グレードの高い賃貸物件は、セキュリティや建物のクオリティが高いなどのメリットがあるのですが、しかしいくつかのデメリットもあるため、誰でもおすすめできる物件というわけではありません。まずグレードが高…
グレードが極端に低いとどうなるか
グレードが低いと起きる問題
賃貸住宅は設備のグレードが低くても問題ない、と考える人も多い方と思いますが、確かにグレードが低いとその分家賃は安くなります。ただし、グレードが低い分だけ様々な問題が出てくることが考えられます。壁が薄くて隣に住んでいる人の生活音が聞こえてしまったり、壁だけではなく窓のサッシのグレードも低く断熱性がない、足音が響きやすい、遮音性が悪いため騒音問題が起きやすく、友人や恋人も気軽に呼ぶこともできないなどの問題が出てきます。また、エアコンが取り付けられていたとしても、必要最低限の機能しかない安価な機種であることが多く、気密性・断熱性のないグレードの低い部屋では、快適性もなくエアコンの省エネも利用できないため光熱費も高くついてしまうのです。

低いグレードでも賃貸に住みたいときの選び方
グレードが極端に低いと様々な問題が出てきますが、なるべく家賃の低い賃貸を選びたいという場合には、いくつかポイントがあります。安い賃貸を選ぶときのポイントとしては、鉄筋ではなく木造物件を選ぶことがオススメです。木造は材料費や建築コストが。鉄骨造や鉄筋コンクリートに比べて安くなっているため、賃貸も比較的安く設定されています。鉄骨造などに比べて通気性が高いため断熱性が高く、吸湿性にも優れています。管理費がかからない物件も多く、建築技術が発達しているため耐久性や耐震性が優れている賃貸も多くなっています。木造はグレードが低いため問題が多いと考えられがちですが、新築・築浅の物件であればシステムキッチンが完備されていたり、オシャレな物件も多いです。
賃貸生活にかかる費用

賃貸生活をしていると家賃を払わなければならず、グレードが高い物件を選べばそれだけ費用負担が大きくなります。ただ、家賃以外にも賃貸生活では費用がかかるということを念頭に置いて物件を選べるようになりましょう。